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クローズアップ1 翡翠のカフリンクス

フェデリーコ・ブチェラッティの金細工のディテールを
もっとご覧いただけるよう、今回より新シリーズとしまして、
"クローズアップ"を始めさせていただきます。
第一回目は、クラシカルなカフリンクスをご紹介いたします。

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スーツスタイルをおしゃれに格上げしてくれるカフリンクスは、
袖口からちらりと見えるだけでも、その方のセンスが伝わります。
モダンなデザインのものはよくありますが、
オーセンティックな高級感が伝わるこのようなデザインは、
なかなか見かけないアイテムではないでしょうか。

ますオーバルの翡翠の、発色の良さに目をひかれることでしょう。
ほんのりミントがかった明るいグリーンには清潔感があります。
翡翠の周囲にはダイヤモンドが12個留められていますが、
これらのダイヤモンドの台座が五角形のように仕上げられているのを
ご覧いただけるでしょうか。
このシャープな形が、あえて間隔をおいて並べられていることによって、
一見シンプルな飾りのように見えても凡庸にはならず、
シックで洗練された印象を与えています。
翡翠を留めたゴールドの爪にも、1つずつ細工がほどこされ、
エレガントな雰囲気を添えています。
裏側を見ていただきますと、またさらに、熟練の手仕事らしい、
流麗なゴールドの彫り、しっかりと作られた枠組みに驚かされます。

カフリンクスの反対側の花もチーフには、センターダイヤモンドが置かれ、
周囲にも丁寧な装飾がほどこされ、立体的な花芯のようです。
また花びら一面には繊細な線彫り、インチーゾリガータが施され、
なめらかな輝きが拡がるように表現されています。

パーティーやフォーマルな席で、ドレスシャツに合わせていただくのはもちろん、
これからの季節、淡いピンクやブルーのカラーシャツや、
ネイビーのピンストライプのシャツなどに合わせていただいても
映えるのではないでしょうか。

女性にもおすすめできるデザインで、
パートナーの方と兼用にされても素敵なカフリンクスです。

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連載:金細工師・ブチェラッティ家の歩み(終)

-ベネデッタ・ブチェラッティ編-

 フェデリーコ・ブチェラッティの長女、ベネデッタ・ブチェラッティはマリオから数え3代目の金細工師にあたります。幼少期には周囲に"芸術の申し子"と呼ばれ、若くしてジュエリー・デザイニングに没頭しました。彼女の豊かな芸術的感性は、フェデリーコ・ブチェラッティ次代のデザイナーとして充分すぎるほどでした。

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 父フェデリーコ・ブチェラッティがそうしてきたように、時代に受け入れられるテイストを再定義しながらも、1919年の創業時から脈々と続く"ブチェラッティらしさ"を確かに受け継いできました。ベネデッタはまた、その情熱と気配りをもって兄にあたる現オーナーのロレンツォ・ブチェラッティと二人共同でフェデリーコ・ブチェラッティの伝統美と気品を保ち続けてきました。ベネデッタのデザインしたジュエリーは、イタリアはもちろん世界でも変わらず愛され、"Made in Italy"と胸を張って言える数少ないブランドとして、高級ジュエリー業界においてその存在感は増しています。

 「私のデザイニングは古典的な方法を取っている」とベネデッタは言います。なぜなら「お洋服をデザインする方と同じ気持ちで作っているからです。つまり、祖父や父と私が異なるのは、フェデリーコ・ブチェラッティらしいスタイルや伝統を保ちつつも、子供の時に感じたような感覚で創作にあたる点にあります。子供心に、手にされた方がアッと驚くような、想像力を働かせるような、時には身近な何かを想像するような、そういった"何か"は常に変えながら-もちろんブチェラッティ・スタイルを感じられるもの-を創り続けています。」

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 初代マリオ・ブチェラッティ、次代フェデリーコ・ブチェラッティ、そして今日はベネデッタ・ブチェラッティがこのユニークな伝統を守っています。創業から間もなく100年を迎え、業界も含めファッションは大きく変わりましたが、フェデリーコ・ブチェラッティは今日に至るまで間違えなく格別な存在です。

―おわり―

連載:金細工師・ブチェラッティ家の歩み(3)

-フェデリーコ・ブチェラッティ編-

 マリオ・ブチェラッティの3男にあたるフェデリーコ・ブチェラッティは、1965年のマリオの死後も兄弟とともに"マリオ・ブチェラッティ"を継ぎました。しかし兄弟間でジュエリーに対する考え方が異なり、ハンドメイドでなければブチェラッティの美は到底表現できないと考えたフェデリーコは独立を決意し、1981年にローマ店と職人部門(ミラノ)を継承しました。

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 フェデリーコは、父より受け継いだクラシカルなデザイニングと美しいプロポーション技法を踏襲しながらも、女性がより日常的シーンにも-仕事中、旅行中、そして運転中の時でさえ-安心して身につけられるものを創り出しました。それはブチェラッティのジュエリーを通して常に美への関心を持ってもらい、人生とともに美しさと思い出を深めてほしい、と願ってのものでした。

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 ローマへの深い愛情とその社交性によって、フェデリーコはたびたび表彰もされました。ローマ生誕日にあたり、イタリア及びローマの文化向上に貢献したことを称えられ、『ローマ・芸術・文化功労賞』を1987年に受賞したことがその一例です。

  1990年、フェデリーコが亡くなると、長男のロレンツォ・ブチェラッティにはオーナーとして、長女のベネデッタ・ブチェラッティにはデザイナーとしての役割がそれぞれ継承されました。3代目オーナーにあたるロレンツォは飽くなき情熱をもち、近年では中国にもショールームを開設しました。一方ベネデッタは、ロレンツォのジュエリーに対する細かいニュアンスまで汲み取ることができる良き理解者であり、またマリオやフェデリーコとも異なる金細工師としての個性を放ち続けています。

-続く-

連載:金細工師・ブチェラッティ家の歩み(2)

-マリオ・ブチェラッティ編-

 創業者、マリオ・ブチェラッティは1891年、イタリア・ミラノ郊外にて生まれました。幼くして父を亡くした14歳のマリオは、ミラノでは当時名の知れたジュエリーショップ "ベルトラミ&ベズナーティ"の見習いとなりました。1919年、店舗を継承し、自身の名前"マリオ・ブチェラッティ"をブランド名に据えました。

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 マリオのジュエリーは、自然をモチーフとしたデザインのオリジナリティから、すぐに脚光を集めます。ディテールへのこだわりと繊細なつくりが大きな反響を呼び、イタリアのみならずヨーロッパ中の王侯貴族がこぞって彼のジュエリーを求めました。

 大詩人ガブリエーレ・ダヌンツィオとの出会いは、この若き金細工師におそらく最も大きな影響を与えました。1922年の出会いから1938年にこの偉大な文化人が亡くなるまで豊かな交流が行われました。

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 ダヌンツィオの想像を超えたマリオの仕事への賞賛として"Prince of Goldsmiths(金細工の貴公子)"、そしてフェデリーコ・ブチェラッティのみが受け継ぐことを許された"Mastro Paragon Coppella(金細工の魔術師)"という称号が与えられました。ミラノでの大成功を皮切りに、1926年にはローマ、続いて1929年にフィレンツェ、そして1953年にはニューヨークに開店、最後にはリゾート地であるフロリダ・パームビーチにも進出しました。

 マリオは1965年に亡くなり、3男であったフェデリーコ・ブチェラッティが、親譲りの感性と情熱とともに、ローマ店と職人を継承しました。

-続く-

連載:金細工師・ブチェラッティ家の歩み(1)

 フェデリーコ・ブチェラッティ、ローマ本店の開店90周年を記念し、ローマ店にて特別展「金細工師・ブチェラッティ家 歴史と変遷」を2016年12月6日より明け1月7日まで開催いたします。ショッピングストリートとして著名なコンドッティ通りに面するローマ店では、創業者マリオ・ブチェラッティから、フェデリーコ・ブチェラッティ、そしてベネデッタ・ブチェラッティと、3代に渡る金細工師それぞれの個性が光る代表作をご紹介いたします。

 フェデリーコ・ブチェラッティ髙會堂六本木店では、3代に渡る金細工師を改めてご紹介し、創業時と変わらぬ"ファミリー・ビジネス"、そして熟練した職人たちによる "ハンドメイド"に愚直にこだわり続けるフェデリーコ・ブチェラッティの魅力の一端をお伝えして参ります。

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 ところで本編に入ります前に、ブチェラッティ家が代々行ってきた"金細工師"の仕事についてご説明しましょう。一言でいえば"デザイナー"ですが、それは必ずしも正確ではありません。現オーナーのロレンツォ・ブチェラッティは「ブチェラッティ家は職人を導く指揮者(コンダクター)である」、と例えます。

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 「ベネデッタが楽曲を書き、オーケストラメンバーも曲ごとに彼女が決めます。こう弾いてほしい、とヴァイオリニストにお願いもします。ベネデッタの仕事は直接演奏することではありませんが、役割分担された職人を指揮することで、最終的に一つひとつの作品が出来上がるのです。」

 「もちろん、それがブチェラッティの曲であっても、指揮台に他の誰かが立てば、それはもはや私たちの曲とは言えません。彼によってオーケストラを解散され、打ち込み音楽を始めることだって考えられるからです。ですから、私たちはデザイナーというよりもコンダクターであるのです。」

-続く-

コレクション10. 優美な蝶のブローチ

花や草木、動物など、自然の造形美への憧れを、
金細工のジュエリーへと昇華させてきたフェデリーコ・
ブチェラッティから、
今回は、素敵な蝶のブローチをご紹介いたします。

まず目に留まるのが、蝶の羽根にあしらわれた
4石のカボションカットのアクアマリンです。
背面の石座をホワイトゴールドで作り、
石の透明感を引き立てています。
この潤いを感じさせる、みずみずしい色と輝きが、
まるで蝶に生命を与えているかのようです。

また蝶の頭の位置は、あえてわずかに左にずれています。
こうすることで動きが生まれ、よりオーガニックな
柔らかい雰囲気が感じられるのです。

胴体部分にはローズカットダイヤモンドをグラデーションに配しました。
羽根には隙間なく小さなダイヤモンドが敷き詰められているように見えて、
実は中央付近は金細工のみです。
卓越した職人技によって、羽根全体が統一感のある美しさに
仕上げられています。

模様はオープンワーク(透かし)でくっきりと形作られ、
蝶の軽やかな躍動感が表現されています。
たいへん贅沢でありながら華美過ぎない
"軽やかさ"が、このブローチの魅力のひとつといえます。

ブローチのサイズは最大7cmあり、
決して小さくはないのですが、
上品な雰囲気のため、シンプルなスーツやワンピースにも
気負わずにお着けいただくことができます。

蝶は「美しく変化し続ける」シンボルともいわれ、
吉祥のモチーフです。
世代を超えていつまでもご愛用いただける、おすすめの一品です。

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クラシックスタイルフェア 11/22−11/27

フェデリーコ・ブチェラッティ髙會堂六本木にて、
このたび芸術的ともえいる逸品を集めて、
"クラシックスタイルフェア"を開催いたします。

選りすぐりのジュエリーが数多く揃うほか、
フェア期間中は、イタリアより現オーナーの
ロレンツィオ・ブチェラッティが来日し、
みなさまのお手持ちの宝石のリメイク、
歴史的なアーカイヴからのデザイン提案など、
オーダーのご相談も直接承ります。
ぜひこの機会にご来店ください。

開催日時:2016/11/22(TUE)~11/27(SUN)
開催場所:フェデリーコ・ブチェラッティ髙會堂六本木店
東京都港区六本木4-2-45 03-3405-7131
営業時間:11:00~18:00

***

また、ロレンツィオ・ブチェラッティは、
下記イベントにも出席し、ブランドの魅力を
皆様にご紹介させていただきます。

フェデリーコ・ブチェラッティ
〜様式美が宿るイタリアンジュエリー〜
11月18日(金)〜20日(日)
11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
サンモトヤマ銀座本店
東京都中央区銀座6-6-1 銀座凮月堂ビル4F
03-3573-0003

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公式Instagramページを開設いたしました

お客様各位
平素よりフェデリーコ・ブチェラッティ髙會堂六本木店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
このたび、フェデリーコ・ブチェラッティの日本公式Instagramページを開設致しました。
アカウント名: federico.buccellati.tokyo
Facebookと連動させ、商品や店舗情報など紹介して参ります。
ぜひご登録いただければ幸いです。
株式会社髙會堂六本木

コレクション9. ため息を誘われるブレスレット

その素晴らしい煌めきに思わずため息を誘われる
贅沢なダイヤモンドブレスレットをご紹介いたします。

長方形のパーツをぐるりと繋いだ、しなやかな着け心地のブレスレットは、
"セミリジッド"と呼ばれています。
それぞれのパーツにはセンターダイヤモンドと、それを取り囲むように
12石のダイヤモンドが留められています。
これらの石座部分と同様に、イエローゴールドのフリルのような縁取り部分も、
ルーペで見ると非常に複雑な細工がほどこされていることに驚かされます。
きわめて難しい手仕事の集積があるからこそ、単にダイヤモンドをたくさん
留めただけのブレスレットとは異なる、フェデリーコ・ブチェラッティらしい
魅惑的な輝きが拡がるのです。

妥協のない仕事ぶりは、裏側からも見てとることができます。
幾何学模様のように整然と渡された金線や、ダイヤモンドに光を多く与えるため
丁寧に設けられた窓のひとつひとつに、最高の仕事を目指す職人たちの誇りが
感じられます。

これこそ不変の美しさを持つもの。
幾世代にもわたって受け継がれていくことのできる宝飾品です。

クラシックな優雅さとスタイリッシュな気品をあわせ持つこのブレスレットは、
間違いなく装いの主役になります。
パールが優しげに揺れるイヤリングを耳元に添えて、
豊かな時間をお楽しみください。
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Tax Free Shopping

We are proud to announce that Tax Free Shopping to non-Japanese customers is now available.
It is required to carry your passport with you.

For details of the programme, please visit Japan Tourism Agency.
http://tax-freeshop.jnto.go.jp/ (English, Chinese, and Korean available)